将来の夢に「お嫁さん」を挙げること、ウエディングドレスに憧れることなどから、女性にとって結婚は重要な出来事であることが分かります。結婚式を挙げる際も、式場選びからプログラム内容の選定まで、女性がメインで進行する傾向があります。

結婚する男女が交換する結婚指輪に関しても、女性は様々な理想を持っています。特に、身に着けるアイテムということからデザインにこだわる女性は多いことでしょう。

しかし、結婚指輪選びに関しては男性の意見を反映させることも重要です。なぜならば、男性もまた毎日結婚指輪を身に着けるためです。

男性が重視する結婚指輪のポイント

では、デザインを重視する女性に対して、男性はどのような結婚指輪を好むのでしょうか？一般的に、次のような点を重視すると言われています。

【シンプルで場面を問わず身に着けられる】

男性は対外的な仕事や上司との付き合いが多い傾向にあります。派手なデザインの結婚指輪では取引相手や上司に失礼となると考え、身に着けることをためらってしまいます。結婚指輪は女性自身だけではなく、2人にとって大きな意味を持っています。パートナーにも常に身に着けていてほしいと考えるならば、男性が身に着けやすいデザインのものを購入しましょう。

【丈夫で壊れにくい】

女性は結婚指輪の傷や汚れに敏感ですが、男性も同じです。特に、力仕事が多い男性は、多少ぶつけても問題がない丈夫な結婚指輪を好みます。結婚指輪が汚損・破損した場合、メンテナンスや修理は可能ですが、できれば結婚指輪は傷つけることなく、また壊すことなく大切にしたいですよね。プラチナやイエローゴールド、ピンクゴールドなどの丈夫な素材ならば傷がつきにくく壊れにくいので、汚損や破損を気にする方におすすめです。

【身に着けていてストレスが少ない】

男性は結婚指輪の着け心地も気にする方が多いです。指輪の内側が肌に触れることを好まない男性も少なくありません。そのような場合は、結婚指輪に「内甲丸仕上げ（うちこうまるしあげ）」という加工を施しましょう。指輪の内側を削り、肌との接触面積を小さくする加工方法で、着け心地がなめらかになります。ただし、滑りやすく外れやすいという難点があるため、内甲丸仕上げを利用する場合は、通常よりも小さいサイズの指輪を選ぶと良いでしょう。

男性と女性、2人の希望を叶える指輪はあるのか？

以上、シンプルなデザインと丈夫さ、ストレスの少なさが、男性が結婚指輪に重視する事柄です。このことから、男性はデザインよりも普段の使用感を気にする傾向にあることが分かります。どちらかと言えばデザインを重視する傾向にある女性とは、指輪選びの際、意見が食い違ってしまう可能性が考えられます。

2人ともが満足できる結婚指輪が欲しい方は、フィーリングメイドを利用してみてはいかがでしょうか？フィーリングメイドは、オーダーメイドの一種として紹介されていますが、オーダーメイドほどはっきりと決まったイメージを必要としません。対話を重ねることでデザイナーがお客様の希望を聞き出し、理想のデザインへと近づけていく指輪作りの方法です。2人の希望を聞いたデザイナーが、どちらの意見も反映させた素敵な結婚指輪のデザインを提案してくれることでしょう。